不成 ( bù chéng) は文字通りの<ならず>、<成就せず> の意味があるようだ。一時そうとうガマンして読んでいた長編小説<紅楼夢>の中でしばしば出てきた。最近携帯でよく見ている中国のドラマの字幕にもたまに出て来る。<紅楼夢>の中でもそうだが、大体は
xxxx 不成。
として出てくる。<xxxxではないか?>といった反語用法のようだ。<不成>を baike-baidu にあたってみると
(1) [won't do] 不行,使不得,不可以。
不成,那不成!不是这样抬法。——曹禺《北京人》
(2) [won't do] 无甚成就。
(3) [don't you mean…] 作语气词用在句末,表示反问或揣度的语气,常与“难道”、“莫非”等词相呼应。
老五不在这儿,莫非又下厂去了不成。
という解説がある。
<抬法>の意味はよく分からない。<不成,那不成!>は<だめだ>という意味だろう。<不行,使不得,不可以>も<だめだ>という意味だ。
<紅楼夢>や中国のドラマでの<不成>用法は (3) だ。
<下厂>は<工場からの下班>だろう。
“难道” は中国のドラマのなかでも<不成>なしで出てくる。“难道” は反語レトリック語の代表とも言える。 <莫非>も<难道>に似ていて
莫非 mò fēi
難道。表示揣測或反問。
【例】這件事情莫非是你所策劃的?否則你怎麼這麼清楚。
今天沒來上班,難道他生病了?
<xxxxではないか?>、<xxxxではないのか?>
前回のポストの<岂有此理>の<岂>は古典っぽい反語レトリック語のようだが、現代語で、<难道>、<莫非>と並んでドラマでよく出てくる。<岂有此理>はインパクトが一番大きいようだが、大げさな感じだ。
sptt
No comments:
Post a Comment