前回のポストで<我不管>を取り上げたが
不管xx
尽管xx
という<管>を使った譲歩レトリックの使い方がある。複文になるので、初級というよりは中級。だがこのレトリック的な言い方は、日本では子供が使う大人びた言い方になるが、中国では子供でも使う。
1.不管
Baike-baidu の解説は
英語で regardless という言い方があり、これは not regard で<不顾 bù gù>、<不考虑 kǎo lǜ>に相当する。
1.[ in spite of; despite ]∶不顾,不被相反的力量阻塞或阻止;无视不利的结果。
不管身体好坏,他都工作到深夜
.[ in spite of; despite ]∶<にもかかわらず>の意味がある。
中国語のレトリック表現は念がはいっていて
日本語では
にもかかわらず
xxにかかわらず
で済ましてしまうが
中国語の場合は
前半は<不管xxxx>、後半には<都>、<总>、<也> 等が使われて、念を押す形になるレトリック。
<regardless>、<in spite (of) >、<despite>は日本では、英語の学習書に複文構成用に<にもかかわらず>の意で出ててくる。逆接複文構成用, あるいは譲歩複文構成用とした方がいいかもしれない。別のところで<逆接>と<譲歩>の違いを検討したことがあるが、曖昧なところがある。<regardless>は<にもかかわらず>というよりは<に関係なく>と言えるが、<にもかかわらず>は譲歩 / 逆接っぽく、<に関係なく>は<にとらわれず、制約をうけず>で、これはこれから述べる<尽管>で出てくる。
また、細かいことになるが、<spite> は単独では殆どつかわれないが、
noun
a desire to hurt, annoy, or offend someone.
synonyms:
malice, maliciousness, ill will, ill feeling, spitefulness, bitterness,
animosity, hostility, antagonism, enmity
verb
deliberately hurt, annoy, or offend (someone).
で、ゆゆしき意味がある。いわば<悪意を持って反対する>の意だ。<にもかかわらず>の意と関係なくはないが、かなり<きつい>言葉だ。股<良くても、悪くても反対する、阻止する、さからう>感じだ。
2.尽管
Baike-baidu の解説は
尽管 jǐn guǎn 表示不必考虑别的,放心去做;老是、总是;表示姑且承认某种事实,下文往往转折。
<表示姑且承认某种事实>は所謂<譲歩>,<下文往往转折>の<转折>は<逆接>でいいだろう。したがって<譲歩>と<逆接>は関連していると言える。
<regardless>は<in spite (of) >、<despite>は日本では、英語の学習書に複文構成用に<にもかかわらず>の意でてくる。逆接複文構成用, あるいは譲歩複文構成用とした方がいいかもしれない。別のところで<逆接>と<譲歩>の違いを検討したことがあるが、曖昧なところがある。
<不管>、<尽管>はどこが違う?
上で
<にもかかわらず>は譲歩 / 逆接っぽく、<に関係なく>は<にとらわれず、制約をうけず>で
と書いたが、違いがある。 後者は<放心去做>の感じがある。<に関係なく>の意味では
天气好不好
下雨不下雨
喜欢不喜欢
といった言い方がある。これは譲歩でもなく、逆接を導くわけでもない。 これはまだ文法上の名前がないようようだが、
の意味を考慮して<レッセフエール条件文><放任条件文>としたらどうか?
ネットの Cambridge Dictionary (中英辞典) をチェックしてみたが、<不管>の例文として<尽管>を使った例文が多く、また<尽管>では<虽然>を使った多く例文が出てきて、混乱している。
参考
sptt notes on grammar
譲歩文 - 中国語(追加) Aug 6, 2017
https://sptt-latin-subjunctive.blogspot.com/2017/08/because-since-as-therefore-therefore_69.html#google_vignette
sptt
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